どうも虎寅です。
足利フラワーパークに行ってきたわけですが、思ったより早く見終わってしまい、12時頃にどこに行くか迷う状況になってしまいました。他にいいところが無いか探すもののなんかしっくり来ない。栃木なんもねぇな。
と、思ってたら!見つけた!
群馬県だけど足利フラワーセンターから近い!一度行ってみたかったこともあり、行かない理由は無い!というわけで車を飛ばして行ってきました。
以下ヘビが苦手な方は閲覧注意です。
すさまじいB級感
駐車場から入り口への看板、なぜかある巨大な白蛇観音の後ろ姿が実にチープ感ただよいます。予想以上に年季の入った施設ですさまじいB級スポット感にワクワクが止まりません。
併設されてる施設に三日月村という忍者屋敷?だか劣化江戸村のような施設もありますがそちらもまた、すさまじいB級感を放っていました。今回は時間の都合でいけませんでしたが、そのうち行ってみたいと思います。
GWだというのに駐車場も空いていて実にほどよいお客さんの数でした。
アクセス
電車利用
・東武伊勢崎線・特急りょうもう号で浅草から約90分~東武桐生線「藪塚駅」より徒歩10分
・JR両毛線 「岩宿駅」よりタクシー7分
こちらも駅から案外近く、以外に行きやすいです。
入場料
入場料は1000円。謎のETCカード割引があり、ETCカードを見せると200円引きになりますので、定時してください。
園内全体マップ
以外に広い園内。手作り感あふれる年季の入ったマップがまたたまりません。
今回写真を取るのは忘れましたが、建物全体が驚くほど古いです。
ジャパンスネークセンターについて
さてこの施設色物感とB級感漂う素晴らしい施設ですが、実はガチの蛇類の研究所が運営している施設になります。蛇専門は日本で唯一らしいですよ。
違法に飼育されていた押収爬虫類の引取を行っていたり、血清の製造なんかもしているようです。
ヤマカガシ毒の血清は日本でここにしか無いらしく、噛まれた場合は早急に連絡する必要があるようです。海外からの研修等もやっているらしく、かなり立派な研究所になります。
年季の入った看板。いつからある施設なんだろうか。
蛇の展示が凄い!
入ってしばらくすると、蛇を放し飼いにしている区画があります。
よーくみると真ん中に写っています。この写真はシマヘビなので毒はありませんが、別の区画で同様に蝮が飼育されてます。興奮して写真を撮り忘れたのでHPより写真を拝借。
出典:蛇研裏話
やばい。
もちろん注意書きがあり、絶対に入ったり手を伸ばすなと注意書きや脱走を防ぐ処置をされていますが、それでもめっちゃ危険です。
そもそも、センターの人の話では園内に普通に野生の蝮が生息しているので気をつけるようにとのことでした。
あ ぶ な い
でももし噛まれても、ここは日本で一番血清がおいてある場所なので、何も問題はありませんね(ニッコリ)
危険な毒蛇の展示が多数!
その辺の動物園とは比べ物にならない蛇の充実っぷりに感動モノです。代表的なものを何匹か。
蝮についで日本の危険な毒蛇、ハブ。
頭が三角形ですね。予想以上にデカイ。
エジプトコブラ
生のコブラは初めて見ました
首の所がちゃんと太い!感動!
ボアコンストリクター
無毒蛇だけどむっちゃデカイ。普通は2~3mとか十分デカイ。
アミメニシキヘビ
デカイ(小並感)10mってなんやねん。大蛇祭りってなんだろう。凄い楽しそう。
こんなん道端で見つけたら腰抜かすわ。
オオスズメバチ
休憩にオオスズメバチでも。
セミナーで見せてもらったオオスズメバチ。生きたスズメバチはじめて見た。
でかすぎて怖いんですが。
こちらも園内で野生のが生息しているので探してみてください。研究員さんは蝮よりやべぇって言ってました。
ブラックマンバ
世界最強レベルの毒蛇。ガチでヤバイやつ。
毒蛇なのに4.5mにもなるとかすでにヤバイ。
・すげぇ早い。移動速度が16km/h(50m11秒)足の遅い人なら捕まる。
・デカイ。毒蛇の中で2番目に長い。1番はキングコブラ
・毒がヤバイ。血清を打たないと致死率100%、20分くらいで死ぬ、血清を打っても死ぬときは死ぬ
・蛇のプロ爬虫類のプロ、故・千石先生ですら「触るのヤダ」と即答し、触れるのを嫌がったという逸話
ちなみにコレ押収蛇。
どっかのバカが飼育してたらしい。正気じゃない。
ちなみにとなりにグリーンマンバが飼育されててこちらも押収蛇。飼い主が噛まれて発覚したらしい。本当にバカじゃねーの?プロフェッショナルすら嫌がる蛇を家で飼育とか常に命の危険が隣りあわせでスリルのある生活ですね。
(蛇って僅かな隙間でも簡単ににげるんだよなぁ・・・・怖い)
見るだけじゃない。スネークセンター。
さて、むしろここからが本題。
センター内には食事処が有るんんだけども、店内が2分割されてるんですよね。
で、奥のブース入り口はこんな感じ。
目の前でさばいて調理してくれるんだって!素敵!
ちなみに今はシマヘビが旬、9月頃には蝮が旬で子供が生まれた直後には踊り食いなんかもできるそうな。まじかぁ・・・・・・・
1匹5~6000円とのことで予算オーバーかつ心の準備ができてなかったので保留。是非蝮の季節にまた食べに期待ものである。
レギュラーメニューに蝮の唐揚げがあって、こちらはリーズナブルだったので食べてきました。
蒲焼き定食も気になるけどちょっとお高め。こちらの2種は事前に仕込んであるものらしい。
んでこちらが唐揚げ。見た目は普通にうまそうな唐揚げ。これを見ても蛇だとは・・・・・ん?
尻尾があるで!
味はおもったよりあっさりしていて案外美味しかった。甘辛ダレがかかってたのもあり、臭みもなくちょっと固めかな?って感じ。コレは蝮料理是非たべてみたくなる。
おわりに
他にもふれあいイベント等もあり、蛇に触ることができます。自分は家に愛蛇がいるので、特に興味はありませんが触れたことない人はいい機会じゃないでしょうか。以外にスベスベしてるんですよ。
入場料とB級感の割に異常に満足度の高い施設でした。コレはちょこちょこ行きたくなる。蝮料理も気になるし、今年もう一度言ってみたいと思ってます。興奮しすぎて写真も余り撮れなかったので、次に行った時にはしっかりとってきたいですね。
伊豆にある爬虫類専門の動物園も気になりますねぇ。
(蛇飼ってるのもあって、目の前でさばかれるのはチョット覚悟がいるよなぁ・・・・品種違うとはいえ)
それでは、またね~。