どうも、虎寅です。
遂に本日待望の「バットマンVSスーパーマン ジャスティスの誕生」が封切りされたので、見に行ってきました。
うん・・・・・まぁなんだ。
どうしよう、これ。
初心者に全くススメられない。布教できない。
仕方ないので、初心者におすすめできない理由とその対策を考えてみました。
バットマンVSスーパマンの概要
なんで盛り上がっているのか
バットマンとスーパーマンの名前を聞いたことのない人は多くは無いだろうけど詳しく知っている人はそんなに多くないと思う。
アイアンマンやスパイダーマンでお馴染みマーベルコミックスと双璧をなすDCコミックの人気キャラクターだけども、いかんせんDCコミックは日本での知名度がいまいち。バットマンとスーパーマンはしっているが他のキャラは知らないという人も多いでしょうね。
そんなDCの中では日本でも有名所のお二人、実はアメコミ、バットマン ダークナイト・リターンズっていうシリーズでガチな殺し合いをしていたりします。(他にもしてるシリーズあるのかな?)
それを題材にしたらしいのが今作(原作ではないです)
そんなヒーローがDCでは初めて実写でクロスオーバーするっていうんで、まぁ大盛り上がり、更にワンダーウーマンまで出てきて期待大の作品だったわけです。
DC版アベンジャーズ
マーベルのヒーロー達がアベンジャーズで共演しているように、DCキャラも共闘させようぜってことで始まったのがDCエクステンディッド・ユニバースになります。
前作マン・オブ・スティールに続き本作が2作目、遂にヒーローの共演が始まったと言うわけです。
本作バットマンVSスーパーマンを皮切りに、2020年までの間に年2作ずつ公開されていき、来年末に公開予定のジャスティス・リーグがいわばDC版アベンジャーズって覚えておけばいいと思うよ。
そんなお祭り企画のスタートとも言える本作なわけだけどもさ。
初心者置いてけぼりにし過ぎじゃねーか。
まぁ面白かったとは思う。終盤にかけての展開はもうこれだけで見に行った意味があったと思うよ。
でもこれ日本で上映するには説明不足すぎるよ。初心者にはおすすめしづらいよ。
面白かったとは思うけどちょっとなぁ・・・・
バットマンVSスーパーマンが初心者におすすめできない6つの理由
1.マン・オブ・スティールを見ていることが前提
一応続き物なので仕方ない点だとは思う。それにしてもちょっと説明不足感が否めない。是非、マン・オブ・スティールを視聴してから見に行ってほしい。と言うか必須。
じゃないとマジでポカンってなるので。
2.バットマンの説明が皆無
一応冒頭から、バットマンの子供時代になぜ悪を憎むようになったか的なオリジンは語られるのですが、それがどうバットマンになってどう戦ってきたかという説明は一切無し。ゴッサムとか言われても初心者には何のことやら・・・・
本作でのバットマンは数年前にやっていた、バットマン3部作のように若々しいバットマンではなく、40後半から50代の設定になっています、長年戦ってきたバットマンのため、フル装備かつ、色々な葛藤を乗り越えたり、信念が曲がってたりする状態で登場するので初心者じゃなくても面食らいます。
しかもスーパーマンと違い、前作も無いので予習ができない。ひじょーに厳しぃ。
※ゴッサムとはゴッサムシティーって言って本来バットマンが活躍している街の名前だよ。クソ治安が悪いだけでなく、精神異常者やら凶悪な犯罪者、果てはファンタジーな怪物まで跳梁跋扈している、個人的にアメコミ史上もっとも住みたくない街だよ。
ゲームのバットマンアーカムシリーズをやるとどんだけやべぇ街なのかよく分かるよ。
3.上映時間がクソ長い
約2時間半。長い。
こんだけやるならもっと色々やりようあったんじゃないですかね。
ただ、見終わった後はむしろ短かったと感じてしまった。なぜだ。特別に面白かったというわけでも無いのにすごく不思議な感覚。
4.序盤がたるい
なんか駆け引きとか心理描写が多くてかったるい。そのくせ、前提知識がないとわからない内容も多く勧めづらい。
バットマンとスーパーマンが戦い始めてから終盤にかけては最高。
5.ワンダーウーマンの説明が一切無い
まじで説明が無い。日本ではワンダーウーマンの知名度なんぞ皆無なので、訳がわからないこと請け合い。Wikiとかでいいので予習してから見に行くと面白いと思うよ。
6.ラストもうちょっとどうにかならなかったの?
まさに衝撃のラスト。そう来るか・・・・・と思うがある程度知っている人には、ニヤリとさせる演出では有る。でも知らない人にはこれ後に続かないよ。ほんのちょっと1カットだけ、クレジットの後とかでもいいから入ってればまた違ったのでは無いかと思う。
でもこれ、仕方ないんだよね。
というわけで初心者にはおすすめできない6つの理由なんだけども、これ実はしょうがないといえばしょうがないんだよね。スーパーマンだの、バットマンだの、ワンダーウーマンてさアメリカでは、もはや一般教養の域だもの。孫悟空が超サイヤ人になりますとか、ヘタしたらかぐや姫は月に帰りましたとかそうゆーレベルの話なんですよね。そんなのわざわざ説明しないよね。
色々書いたけれども、アメコミ初心者でも、是非見てほしい作品ではあります。
これから、興味を持った作品調べてもらったり、それこそマーベル映画に行ってもいいと思う。
今後のDC映画の始まりでも有る非常に重要な作品でもあります。面白い点も多々あるのでそれに関しては次の記事で書こうかと思います。
それでは、またね。
続き記事です。